こんにちは。千葉市を中心に出張で鍵トラブルに対応している千葉リモべです。

4月も下旬となり春らしい暖かな季節になりましたね。新生活が始まり慌ただしい日々を過ごされている方が多いかと思います。みなさんが忙しいこの時期に注意していただきたいのが空き巣被害です。春は1年の中でも空き巣被害が多い季節といわれておりしっかり防犯対策を行っていただく事が大切です。

空き巣犯の犯行は90％が下見といわれ、下見をした時点でこの家は防犯がしっかりされていると判断すれば空き巣に入ることはほとんどありません。こちらの記事では空き巣犯に狙われないような防犯対策についてご紹介いたします。ぜひ参考にしていただき安心安全な住環境を整えていただければと思います。

1. 防犯4原則

防犯には4原則というものがあります。この4原則をしっかりご理解いただく事で空き巣被害を防ぎ安心して生活を送っていただけますのでしっかりご理解いただければと思います。

1-1 時間

4原則の1つ目は時間です。空き巣犯は犯行に時間をかけたくありません。統計によると侵入に5分以上かかる場合70％の空き巣犯があきらめるといわれています。万が一空き巣犯に狙われてしまった場合、少しでも侵入に時間がかかるような工夫をすることが大切です。例えば、補助錠を取り付けるという方法があります。玄関や窓に補助の鍵を付けておくと侵入に時間がかかるため侵入をあきらめさせることができます。また、窓が割られることを防ぐために防犯ガラスに変えたり、万が一侵入されてしまった場合でも貴重品は重たい金庫に保管するなど犯行に時間を稼がせる工夫をすることが大切です。

1-2 音

4原則の2つ目は音です。侵入しようとした際に音で周りに異常事態を知らせることで空き巣犯の侵入を防ぎます。不審者の侵入を感知して鳴る警報ベルを取りつけたり、センサーアラームを設置することで空き巣犯の侵入を防ぐことができます。他にも敷地内に砂利を敷くこともよい防犯対策になります。犯人にとって周りに見つからないようなるべく音を立てずに犯行を行うことが重要になりますので、歩く際に音が鳴る砂利が敷いてあることで侵入を防ぐことができます。　

1-3 光

4原則の3つ目は光です。空き巣犯は目立つことを嫌います。暗闇の中侵入を試みたときにセンサーライトが灯り自分の姿が目立つ場合危険を犯して侵入することはほとんどありません。

1-4 目

4原則の4つ目は目です。みなさんもお分かりだと思いますが空き巣犯は犯行を見られたくありません。モニター付きのインターホンやオートロックシステムを設置することを推奨します。そしてより防犯性を高めるものは防犯カメラです。常時録画されている防犯カメラが設置されていると空き巣の被害に遭う確率が大幅に下がります。この他にも普段から近所の人と挨拶をしたりコミュニケーションをとって「地域の目」で街を守ることが重要です。

以上の4つの対策を意識して行っていただく事で空き巣犯に狙われにくい安全な住まいにすることができます。今すぐに対策できる項目もございますのでぜひ参考にしていただければと思います。

2. 防犯性の高いカギについて

防犯の4原則についてご紹介させていただきましたが、玄関や勝手口の鍵を防犯性の高い鍵に付け替えることも重要な防犯対策になります。ここではどんな鍵が防犯性が高いのかご説明させていただきます。

2-1 ディンプルシリンダーキー

1つ目はディンプルシリンダーキーです。ディンプルシリンダーキーは数億通りあるといわれ、ピッキングに強い鍵になっています。

2-2 CPマークのついている鍵

CPマークというマークをご存じでしょうか？CPとはCrime Prevention(防犯防止)の頭文字をとったもので、防犯性の高い建物部品は防犯建物部品と呼ばれCPマークを表示できます。その中で警察庁から防犯性が高いと認められた鍵は「CP認定錠」と呼ばれCPマークがついております。

CP認定錠は厳しい防犯性能試験に合格した鍵です。先ほどもお話ししたように70％以上の空き巣犯が犯行に5分以上かかる場合犯行をあきらめるという統計が出ておりますので、CP認定錠は開錠に5分以上かかるという基準をクリアしております。今設置されている鍵をCP認定錠に変更していただく事で空き巣犯の犯行を防ぐ可能性が大幅に上がります。

2-3 ワンドア・ツーロック(二重錠)

他にもワンドア・ツーロック(二重錠)もおすすめです。ワンドア・ツーロックとは一つの扉に2つの鍵を付けたり、補助錠を取り付ける方法です。鍵が2つある場合開錠に2倍の時間がかかりますし、見た目的にも不正侵入を防ぐ効果がございます。2つの鍵は同じでも効果はありますが、異なる鍵を取り付ける場合、ピッキングに時間がかかりますのでより効果を発揮します。補助錠も外につけるタイプや中につけるタイプ、ドアに穴を開けて取り付けるタイプなど種類がございますのでどんな鍵を取り付けようか迷われている方はご相談していただければと思います。

3. 防犯対策についてのまとめ

防犯の4原則や防犯性の高い鍵についてご理解いただけましたでしょうか。空き巣犯に狙われないような対策をしっかり行っていだき、防犯性の高い鍵に付け替えていただく事で空き巣の被害に遭う確率を大幅に下げることができます。千葉リモべでは防犯性の高い鍵やスペアキーの作成を行っております。

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